ぜん息とアナフィラキシーの両方の疾患を持っている生徒の場合、ぜん息発作なのかアナフィラキシーなのか、症状の見極めが難しいと感じます。

一般的にアナフィラキシーは急速に症状が進行します。アナフィラキシーでも呼吸器症状を呈することがありますので判断に迷うときには、アナフィラキシーの症状チェックシートなどを参考にし該当するようであれば対応するのがよいと思われます。

アレルギー疾患用学校生活管理指導表の「保護者と相談し決定」は曖昧になりやすく対応方法が煩雑になります。

保護者との相談で曖昧になるところは、担当医に問い合わせてください。その際、ぜん息カードなどを用いると学校での具体的な対応について検討しやすいと思われます。

ぜん息カード:https://www.erca.go.jp/yobou/pamphlet/form/00/pdf/archives_28016_2.pdf

学校でぜん息発作が出現しやすいパターンがあるのですが、それについて記載が無いためどのように対応したらいいのかわかりません。

管理指導表で不明な点があるときには、ぜん息カードなどを用いて担当医に確認すると具体的に確認しやすいと思われます。

ぜん息カード:https://www.erca.go.jp/yobou/pamphlet/form/00/pdf/archives_28016_2.pdf